【渋谷SAUNAS(サウナス)】9つのサウナ完全レビュー『サ道』監修 予約と料金は?道順動画も!
【総合評価:6】
2022年12月23日にオープンしたばかり、サウナーの間で話題沸騰の『渋谷SAUNAS(サウナス)』に行ってきました。
全部で9つ(8種)の趣向を凝らしたサウナを完備している施設ですが、2日間かけて全てのサウナに入り完全制覇してきたので、今回も余すことなくやりすぎ採点レビューいたします!
本記事の内容は…
- アクセス・料金・特徴などの詳細データ
- 実際に訪れたリアルな体験レビュー(レポート)
- 忖度のない採点評価
- 良かった点・気になった点・注意事項(まとめ)
主にこの4つをポイントとしたレビュー記事にしています。
訪れる価値があるサウナ施設なのかの判断材料、実際訪れた時、漏れなくスムーズにサウナを楽しめるようになると思います!
是非最後まで読んで参考にしてみてください!
- 話題のサウナ施設に1度でもいいから行ってみたい
- 色々なサウナを楽しみたい
- オシャレなサウナ施設がいい
- お金は気にしない
- 深い水風呂が好き
- ロウリュ、セルフロウリュを楽しみたい
- 有名人のアウフグースやウィスキング(予定)を受けたい
- タナカカツキ氏のファン
サウナ・スパ健康アドバイザー
マミレオ
Mamireo
詳しいプロフィール
プロフィール
ようこそまみれまして!特技は発汗と代謝、サウナスパ健康アドバイザーの『マミレオ』と申します。サウナ歴8年、週末は埼玉のホームで朝ウナ、月1で都内近郊を中心にサウナ巡りをしているサウナーです。ブログ運営、熱波師検定B取得。
渋谷(SAUNAS)とは?『サ道』タナカカツキ氏プロデュース
渋谷SAUNAS(サウナス)とは、TVドラマ『サ道』の原作者タナカカツキ氏が初めて総合プロデュースを手掛けるサウナ施設です。
ドラマ『サ道』に登場する全てのロケ地場所(サウナ施設)を網羅して紹介した記事もありますのでよかったら合わせてご覧ください。
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サウナブームの立役者であるとも言われるタナカカツキ氏ですが、漫画家という顔意外にも、日本サウナ・スパ協会で、日本唯一の『サウナ大使』も務めています。
ちなみに自分は、日本サウナ・スパ協会認定の『サウナ・スパ健康アドバイザー』ですけどね。(雲泥の差があり)
このプロジェクトは、スパ施設のプロである株式会社TOYOKEが運営、さまざまな異業種のプロフェッショナル達も集結し完成させたサウナのテーマパークです。
サウナ不毛の地『渋谷』に3階建ての新築で、趣向を凝らした9つ(8種)のサウナ室を完備しています。
こだわりぬいたスパ施設建設にはやはり膨大な資金が必要とされます。そこで2,000万円を目標にしてクラファンが行われました。
瞬く間に2,200万円もの資金が集まり、支援者にはさまざまな返礼品が贈られています。
今後の動向も気になるサウナー注目のサウナ施設なのです。
渋谷SAUNAS(サウナス)を楽しむためにまず知っておくべき事
渋谷サウナスは通常のサウナ施設と異なる点が多く、知らずに訪れると後で後悔したり、思う存分楽しめない可能性があります。
まず押さえておくべき事を簡単にまとめました。最低限これだけは把握して予約し、現地でもストレスなくスムーズにサウナを楽しみましょう。
事前予約が確実
男性の方の入場には事前の予約が必須でしたが緩和され、予約なしで当日入場でも可能になりました。しかし、混雑状況によっては当日入場を断られる場合があるので事前予約した方が確実です。
下記の予約サイトにて空いてる日時を選び予約します。
2時間制
利用時間は、館内に入場してから退場するまでの2時間なので、館内にあるレストラン等の利用も含まれます。
オーバーした場合は延長1時間880円 税込が加算されます。フリー延長2,800円(3,080円 税込)があるので料金がずっと加算されることはないです。
西側施設・東側施設があり日替わり制
施設はWOODS(西側)とLÄMPI(東側)に分かれており、日替わりで男湯、女湯になります。
方角 | 偶数日 | 奇数日 |
---|---|---|
WOODS(西側) | 男湯 | 女湯 |
LÄMPI(東側) | 女湯 | 男湯 |
西側と東側で内容が大きく異なる
渋谷サウナスは9つ(8種)のサウナがありますが、1日で全て入れるわけではありません。西側と左側でサウナの数や種類が違います。
他に若干の水風呂の深さや大きさ、細かい仕様が違う部分もあり。
WOODS(西側)は、アウフグース用のサウナがあるので1つ多く、アウフグースを体験したい人はWOODSがオススメです。今の所は無料で2階受付にて先着予約できます。
お風呂はない
お風呂はなく、サウナのみのガチサウナ施設です。洗い場もスタンディングでシャワーです。お湯をかぶりたい時は、吊るされているお湯入り桶を引っ張ってかぶります。
備え付けシャンプー類、貸し大小タオル・サウナマットはあります。
時計がない
全てのサウナ室には12分計がありません。そして、お風呂場には脱衣所に1つ普通の時計があるぐらいで他に見当たらず、すぐに時間を把握するのが困難です。
2時間制なので時間の把握は重要です。腕時計等を持参したほうが良いでしょう。
脱衣所に飲料自販機はない・ロッカー小さめ
脱衣所内に飲料自販機はありません。必要であれば男女分かれる前の2階受付でイオンウォーター等を購入しておきましょう。館内での会計は全て清算バンドなのでスムーズに購入できます。
浴室内の2階と3階どちらにも無料のウォーターサーバーはあります。
ロッカーは小さめで仕切り板もついてるので、大きな荷物やコート類を一緒につめこむにはきついかもしれません。
渋谷SAUNAS(サウナス)サウナ・お風呂・設備データ
サウナ・水風呂
第1サウナ室
90℃
広さ:3段18人
名称:TUULI SAUNA
タイプ:ドライサウナ
TV/時計:なし/なし
ロウリュ:セルフ/アウフグース
トゥーリ=風/アウフグースのために設計したサウナ室/日替わりでさまざまなアウフギーサーを堪能できる
第1水風呂
16℃
広さ:6人
深さ:130cm
名称:SYVÄ
バイブラ:なし
LÄMPI(東側)は4人深さ160cmだが、こちらは6人深さ約130cmほど
他のサウナ室・水風呂も全て表示
第2サウナ室
85℃
広さ:2段5人
名称:TEETÄ SAUNA
タイプ:ドライサウナ
TV/時計:なし/なし
ロウリュ:セルフ
テータ=茶/木の上であぐらをかきサウナストーブを囲む茶室をイメージ
第2水風呂
16℃
広さ:3人
深さ:60cm
名称:MATALA
バイブラ:なし
間仕切りがありプライベート空間を保ち寝転ぶことができる水風呂/LÄMPI(東側)は4人
第3サウナ室
82℃
広さ:1段4人
名称:KELO SAUNA
タイプ:ドライサウナ/対流型
TV/時計:なし/なし
ロウリュ:セルフ
本場フィンランドから輸入した希少性の高いケロ材を使用したウィスキング専用サウナ室
第4サウナ室
80℃
広さ:1段3人
名称:VHITA SAUNA
タイプ:ドライサウナ
TV/時計:なし/なし
ロウリュ:オート
贅沢にヴィヒタで覆い尽くしたボタニカルな空間のサウナ室/仕切りあり
第5サウナ室
90℃
広さ:2段12人
名称:HARMAA SAUNA
タイプ:ドライサウナ
TV/時計:なし/なし
ロウリュ:オート
ハルマー=グレー/サウナ室では珍しいグレートーンの空間でセルフロウリュも愉しめるサウナ室(セルフ未確認)
ロウリュ(WOODS西側)
オート | セルフ | スタッフ | アウフグース |
ととのいスポット(WOODS西側)
外気浴 | 3Fは天井吹き抜け半野外エリア ミスト状の霧が降る |
イスもあるが主にウッドデッキや石ベンチ |
お風呂
あつ湯 | ぬる湯 | 炭酸泉 | 替わり湯 |
露天 風呂 | 風呂 | 電気つぼ湯 | 薬湯 |
寝湯 | 座湯 | 泡・シルク 風呂 | バス | ジェット
館内設備・ルール
ビート板 | 給水機 | OK | タトゥー 清算 バンド |
食事処 | くつろぎ処 | 宿泊 | スペース | ワーク
WiFi | フリー読み放題 | 漫画シャンプー類 | 無料ドライヤー | 無料
岩盤浴 | 駐車場 | なし | 年齢制限
館内補足情報
- 1F入場手続きの受付と、2Fタオルセット受け取りや飲み物購入の受付がある
- 館内着は希望すれば2F受付で貸出登録(返却登録しないと1万円程のチャージがかかる)
- 脱衣所内に自動販売機はない
渋谷SAUNAS(サウナス) へのアクセス
住所・交通・駐車場
住所 | 東京都渋谷区桜丘町18-9 |
鉄道 | JR山手線『渋谷駅』西口より徒歩5分(JR各線・東急東横線・田園都市線・東京メトロ各線・京王井の頭線) |
駐車場 | なし |
マップ
渋谷SAUNAS(サウナス)までの詳しい道順
- 渋谷駅西口出て左へ歩き歩道橋を登る
- 下にファミマが見えたらそこを目指す
- ファミマ隣の『止まれ』の坂(さくら坂)を上る
- 坂の途中左側に『サ』が見える
- ゴール(徒歩ジャスト5分)
一番多いと思われるJRを利用した場合の道順です。電車から降りたら西口を目指しましょう。1分ほどかかります。(時間計算外)
西口を出たらすぐ左方向へ直進します。歩道橋があるので登りましょう。
階段を登り切ったら左回りへ歩いて行きます。
歩道橋の上から下を気にしながら歩いてください。上からファミマが見えたら先の下り階段から降りてファミマを目指しましょう。
ファミマ隣の『止まれ』が書いてある坂(さくら坂)を上ります。この辺は坂がいっぱいあるので違う坂を上らないように気をつけましょう。
坂を上りきる一歩手前、左側に『サ』の文字の建物が見えます。左へ曲がれば入口です。
到着しました。所要時間小数点以下切り捨てジャスト5分!
道順を動画でも解説
渋谷SAUNAS(サウナス) 料金案内
営業時間
平日 | 8:00~23:00 |
土日祝 | 8:00~23:00 |
定休日 | 不定休(イベント等による休業日があり) |
利用料金
- 支払い方法:現金・クレジットカード・電子マネー
入場料 (平日2時間) | 2,800円(3,080円 税込) |
入場料 (土日祝と特定日2時間) | 3,500円(3,850円 税込) |
延長1時間 | 800円(880円 税込) |
延長2時間 | 1,600円(1,760円 税込) |
延長3時間 | 2,200円(2,420円 税込) |
フリー延長 | 2,800円(3,080円 税込) |
その他料金 (要確認) | アウフグース/ウィスキング/会議室 |
利用方法
渋谷SAUNAS(サウナス) 体験レビュー
1日目はWOODS(西側)、二日目はLÄMPI(東側)、2日間かけて9つ(8種)全てのサウナを体験してきました。全てのサウナ室、館内情報をレポートいたします!
さくら坂を怪しく彩る『サ』
この施設は渋谷の『さくら坂』にあり、今の期間暗くなると満開の桜のようなイルミネーションが咲きほこりとても綺麗です。
その満開の桜をもぶち壊す、いや負けないぐらいの『サ』の字が、夜のさくら坂をさらに彩っています。
受付までの流れ
グレーを基調とした理路整然とした靴箱。
関係ないですが、靴箱で映画に詳しい架純じゃないほうの有村さんと遭遇しました。さすが話題の施設です。
そして、サウナーの習性で毎度のことながら『37番』を求めてしまいます。ひさびさにゲットし今日の運を使いきってしまう。(伏線)
予約しておいた時間の5分ほど前ですが受付をしてもらい、名前と予約時間を言ってリストバンドを受け取ります。
靴箱の鍵は預ける方式ではなく自分で管理します。
このリストバンドはゲート通過、館内での買い物清算、ロッカーキーの機能もついているハイテクバンドです。
リストバンドをかざしゲートを通過し、左の階段を上ります。通過して右と中二階の右は、食事やワーキングスペースとなります。
階段を上り終えた2階正面にはもう1つ受付があり、かわいいお姉さんが待ち構えていました。天使です。モザイクは薄めにつけておきます。
カウンター下にはズラリとイオンウォーター500mlなどが並びます。タナカカツキ氏デザインの『サ水』もあり。
浴室内にはウォーターサーバーはありますが自販機はありません。ペットボトルがいい人はここで忘れずに購入しておきましょう。
受付のお姉さんから、タオル大・タオル小・サウナマットを受け取ります。サウナマットもついてくるのは珍しいですね。
料金には館内着もついているはずですがもらえませんでした。2時間制なので着て館内を歩く余裕のある人はあまりいないですからね。
延長するつもりで必要な人は要望すればもらえるようです。
本日WOODSでアウフグーズが開催されるらしく「よかったら参加しませんか?」ということで、もちろん参加表明しました。
有料と思っていたのですが、今は無料で参加できるとのことです。青い防水の紙バンドを渡され自分でつけます。指定時刻の5分前までに、TUULIサウナ前集合とのことです。
受付に向かって左がWOODS、右がLÄMPIになります。男湯と女湯は日替わりで、本日は男湯がWOODSになっております。
ちなみに、WOODSはフィンランド語で『森』、LÄMPIは『池』を意味する言葉だそうです。
受付を終えいよいよ突入です。
方角 | 偶数日 | 奇数日 |
---|---|---|
WOODS(西側) | 男湯 | 女湯 |
LÄMPI(東側) | 女湯 | 男湯 |
ロッカールーム(脱衣所)
ロッカールームはWOODSとLÄMPIで大きな違いはありません。部屋は狭めでけっして広いとは言えない感じです。
ロッカー
ロッカーは小さめで、中に仕切り板もあるので大きな荷物があると入らない可能性があります。長い大き目のロッカーもいくつかありましたが数が少ないのでうまっているかもしれません。
ロッカーの開閉は、先ほどのリストバンドを開閉スイッチに押し当てながらツマミを回すという仕様になっています。少し戸惑いました。
化粧台
ドライヤーは引き出しに収納でき、白を基調とした台にティッシュがうまっています。しまえば台の上がスッキリするスタイリッシュ構造です。
イスはないのでスタンディングでかける感じですね。
アメニティー
アメニティーは、『OSAJI(オサジ)』というブランドの1本2000円~3000円近くする高そうな奴が浮いてる感じに備えつけられています。
『FOAMING FACIAL WASH(Ibuki)』『FACIAL GEL(Ibuki)』『FACIAL TONER(Ibuki)』『CLEANSING LIQUID(Muku)』って書いてありました。化粧水とかメイク落としだと思いますが、詳しくは何に使うのかわかりません(笑)
浴室
浴室内はグレートーンのやや薄暗いスタイリッシュな構造です。窓があるので日差しは入ってきます。思ったほど広くはありません。
3Fまでは扉から階段を全裸で上り下りします。この階段なんですが新築のせいなのかコンクリ壁から独特の変な匂いがするのが気になりました。
洗面台とお風呂なし
洗面台やお風呂はなく、体はスタンディングシャワーで洗います。お風呂がないのは賛否両論ありそうですね。
オーバーヘッドシャワー
仕切りに区切られた3つのオーバーヘッドシャワーを装備。
シャンプー類はこれもOSAJI(オサジ)で、胸の高さぐらいで空中に浮くように備えつけられており、スタンディングで体を洗います。
フタと本体を壁から伸びた板で挟んでいるんですが、1つフタと本体が外れて落ちていたので直しておきました。
ウォーターサーバー
2Fと3Fに、氷が大量に入ったウォーターサーバーが用意されています。コック式で小さめの紙コップに注ぎます。
各サウナ室を詳細レポート
WOODSとLÄMPI両方行ってきたのでまとめて全部レポートします!
サウナ室でメモを取りながら調査しています。温度計が見れない所もあり、サウナ室の温度はだいたいの体感と、人数はつめて座った時の予想人数となっていますのでご了承ください。
WOODS 3F
TUULI SAUNA(トゥーリ サウナ)
スタンダードなサウナ室といった感じです。3段で高低差があり、床から天井まで全て木材が覆い尽くし、温度も比較的高めに設定されています。
木材の色と窓からの光でサウナスで最も明るいサ室ですね。セルフロウリュもできます。
トゥーリ=風という意味で、サウナスで唯一アウフグースが行われるサ室です。広めにできており、実際に満室で18人は居ました。
広さ | 3段18人 |
温度 | 90℃ |
ロウリュ | セルフ/アウフグース |
WOODS 3F
TEETÄ SAUNA(テータ サウナ)
テータ=茶。茶室をイメージしたサ室。通称『茶ウナ』。
薄暗いサ室で、窓の景色を見ながらストーブを囲うように座ります。座面が広く、あぐらをかきやすい作りです。
地面埋め込み式のアロマ水入れが装備されています。煮出したクロモジの葉抽出水が入っておりロウリュすると、柑橘系というか独特な匂いが充満。
普通のお茶をイメージしていたのでちょっと意外でしたが、クロモジはリラックス効果があってアロマテラピーでも使われるとのことです。
広さ | 1段5人 |
温度 | 85℃ |
ロウリュ | セルフ |
WOOD 3F / LÄMPI 3F
KELO SAUNA(ケロ サウナ)
樹齢数百年の立ち枯れた希少なフィンランドパイン(ケロ)を縦に敷きつめ、天井が三角、窓は半円型をしており、小屋感を演出しています。
ロウリュする水にはおそらくヴィヒタの葉が入っていたと思います。いい香りが立ち込め、温度計を確認した所、82℃で1回ロウリュしたら85℃まで上がったのを確認しました。
ここではサウナ芸人として知られるマグ万平さんら、ウィスキングマイスターによるウィスキングの施術が行われる予定です。
気になったことがいくつかあり、踏み台があるんですがかなり安定感が悪く、端っこを踏もうものならひっくり返ります。2回も倒れそうになりました。
LÄMPI側のケロサウナの前には、SOUNDサウナがあり、多少音がもれて響くので気になる人は気になると思います。
4人で温度が低めなせいもあり、何人か並んでいる場合が多く、10分ほど待たされました。
広さ | 1段4人 |
温度 | 82℃ |
ロウリュ | セルフ |
WOODS 2F
VIHTA SAUNA(ヴィヒタ サウナ)
定員3名の仕切りで区切られた半個室型。目の前に多量のヴィヒタが吊るされ、頻度の多いオートロウリュで熱と香りが充満します。
一番奥は背もたれが斜めになっているのでより快適に過ごせます。しかも、サウナストーブが真正面にありダイレクトに熱が伝わりおすすめです。全体的に温度は低めだが、奥の体感温度はかなり高め。
ここが個人的には一番気に入りましたが、定員が少なく一番奥に陣取れることはなかなかないのが難点です。
広さ | 1段3人 |
温度 | 80℃ |
ロウリュ | オート |
WOODS 2F
HARMAA SAUNA(ハルマー サウナ)
ハルマー=グレー。サウナ室では珍しいグレートーンの空間で、セルフロウリュもできるとのことでしたが、オートロウリュになっており、セルフできるのかは未確認です。
サウナストーブは本場フィンランドメーカーの『SAWO』ですね。実はサウナスの他もいくつかサウナ巡りをしたのですが、同じストーブを採用している施設がありました。
詳しくは、『巣鴨湯レビュー』『松本湯レビュー』をご覧ください。
座面は足元が内側に入り込んでおり(Z型)、脚を多少内側に折ることができるので座りやすく、前の人に当たりづらいです。
広さ | 2段12人 |
温度 | 90℃ |
ロウリュ | オート |
LÄMPI 3F
SOUND SAUNA(サウンド サウナ)
周囲や座面下にスピーカー、ウーハーが仕込まれ、天井が湾曲しコンザートホールのような作りで音が反響。
かかっている音楽というかサウンドは、ドラマ『サ道』で音楽を担当した音楽家『とくさしけんご』氏が担当しています。
自分が居た時は、癒しという感じではなく、沸騰する音やズーンズーンと謎の重低音が混ざり合ったような、機械的で宇宙的で原始的で、なんとも表現できないようなサウンドでした。
個人的には気に入ってます。
そして、サウナストーブの上に吊るされた謎の円錐がひときわ存在感を放っています。これはロウリュの熱と音の広がりを考慮して設計しており、ロウリュ音ですらサウンドとして愉しめる仕組みです。
君もロウリュという名のサウンドを奏でてみないか?(ちょっと言いたかっただけです)
広さ | 3段13人 |
温度 | 85℃ |
ロウリュ | セルフ |
LÄMPI 2F
MUSTA SAUNA(ムスタ サウナ)
ムスタ=ダークな。壁はハルマーサウナよりグレーで、暗黒につつまれた薄暗い部屋に、一筋の光がサウナストーブを照らしてます。ここもハルマーと同じく『SAWO』のストーブですね。セルフロウリュもできるTHEフィンランドサウナです。
同じSAWAのストーブを採用している施設にも行きましたので詳しくは、『巣鴨湯レビュー』『松本湯レビュー』をご覧ください。
ほうじ茶の香りのロウリュで、格子の窓もあり和を感じさせる雰囲気もあります。個人的には、ほうじ茶と暗いサウナは好きなのでお気に入りです。
気づきにくいですが、入ってすぐ左のストーブの前に、1人用の特等席があるので空いてたら即ゲットです。
広さ | 3段16人 |
温度 | 90℃ |
ロウリュ | セルフ |
LÄMPI 2F
BED SAUNA(ベッド サウナ)
ベッドのように寝転ぶことができるオートロウリュ付きのサウナ室。3段3人部屋となっており、30cmぐらいずつ段違いになっています。
木製ベッドは足が頭より高く、くの字で足にフィット。移動できる木製枕もあり、滑らかな曲線が後頭部にこれまたジャストフィットします。
一番低いベッドだったというのもありますが温度はかなり低めに感じ、気を抜いたら普通に寝てしまいそうでした。もはや岩盤浴の上位互換。
足より頭の重心が下なので、そのせいもあり気持ちよさが増している感じもします。
広さ | 3段3人 |
温度 | 80℃ |
ロウリュ | オート |
水風呂
WOODS 3F / LÄMPI 3F
SYVÄ[WATER BATH](シバ 水風呂)
SYVÄ=深い。関東最深級160cmの水風呂です。『堀田湯』に並びました。
深さと広さはWOODSとLÄMPIで若干異なり、160cmあるのは LÄMPIのみです。
スッポリ体を包んでくれて気持ちいい。頭さえ流せば潜水も可能です。たまに流れるミニ滝に頭から打たれて昇天しました。
広さ | WOODS 6人/LÄMPI 4人 |
深さ | WOODS 130cm/LÄMPI160cm |
温度 | 16℃ |
バイブラ | なし |
WOODS 2F / LÄMPI 2F
MATALA[WATER BATH](マタラ 水風呂)
マタラ=浅い。間仕切りありの寝転ぶことができる浅い浴室で、寝湯ではなく、めずらしい寝水風呂でしっかり冷たいです。
WOODSとLÄMPIで仕様が若干異なり、LÄMPIは長さが中2つと大2つの計4人仕様で、身長によって使い分けましょう。
広さ | WOODS 3人/LÄMPI 4人 |
深さ | 60cm |
温度 | 16℃ |
バイブラ | なし |
ととのいスポット
外気浴
3階は天井吹き抜け、外気浴が多くを占めるエリアです。光が降り注ぎ、木目と緑(シラカバ・スギ・ヒノキなど)が爽やかで、もはや渋谷サウナスの象徴なのではないでしょうか。
いたるところが木製の座れる段(ウッドデッキ?)になっていて、中には寝そべって横になっている人も。
外気浴ゾーンに普通のととのいイスも少しあったが、サウナスではウッドデッキや石ベンチでととのうのが主とされてるようです。
ここの多角形のウッドデッキによく座り、目の前のウォーターサーバーで水分補給しながらととのってました。
ここではミスト状の霧がたまに放出されます。清涼感が増し涼しげになるので、夏なんかは特に効果が発揮される仕様かもしれません。
ここの奥には、頭上に吊るされた桶があり、紐を引っ張るとお湯が頭にかかるようになっています。お風呂のない施設なので、水風呂はかけ水じゃなくかけ湯派の人はこれを使いましょう。
内気浴
内気浴のととのいスポットは、石のベンチがメインで、WOODSは2F、LÄMPIは3F奥にあったと思います。長く区切りが無い仕様で何人も座れます。115度で心地いいちょうどフィットする角度に計算されているということです。
アウフグース(スター諸星)を体験
WOODS(西側)のトゥーリサウナにて、アウフグースを受けることができました。通常400円ほどの料金がかかる所、今の所は無料で2階受付にて先着予約できます。
スター諸星さんのアウフグースは過去一だったかもしれません。プロ中のプロは違いますね。
水を入れたビニール袋にヴィヒタが浸されていて、それを取り出し、まず軽く仰ぐ。水滴が飛び散ると共に香りが漂う。サウナストーブにヴィヒタをかざし水ロウリュ。さらに香りと熱気が充満。今度はヴィヒタをサウナストーンの上に置き水ロウリュ。香りと熱気がどんどん強まっていく。水だけでロウリュして石を冷やしたり、アロマ水のロウリュも使ってみたり。仰ぎ方も絶妙で、回転させたり、上から横から斜めから。香りと温度と湿度と風を変幻自在に操る魔術師。
声のトーンも穏やかで、動作の意味や、今室内がどういう状態になっているのかなどを説明しながらやってくれるのでわかりやすかったです。
アウウグース開催の日時はサウナス公式サイトをチェック。
売り切れ御免 SAUNASグッズ
すでにSOLD OUTの商品が続出してますね。一応サウナス公式サイトからオンラインショップに行けるようですが、ログインが必要で、今の所一般向けには開放してないようです。
ワークスペースとレストラン
一階と中二階は休憩とレストラン兼ワーキングスペースになっております。高速WiFi完備で、カウンターは全席充電OK。中二階は足も伸ばせる掘りごたつ式で、クッション性が高いマットがあり、長時間の滞在にオススメです。
ミシュランガイド2つ星を16年連続で獲得し続けている精進料理 醍醐。その四代目 野村祐介氏監修のカジュアルヴィーガンフードを堪能できます。
値段が少々お高めで、食事も滞在時間にカウントされるので今回はスルーしましたが、カレーとクラフトオロポは気になりますね。
カレーはけっこう甘口らしいですよ。
カレー(1,540円)/ラーメン(1,540円)/ブッダボウル(1,540円)/ドーナツ(385円〜)/クラフトコーラ(660円) /クラフトオロポ(660円) /生ビール(770円)など
食材の入荷状況で変わります。
会議室
そもそもこの渋谷サウナスは、タナカカツキ氏のサウナに行くと活動的になって仕事がはかどるという経験により、サウナと仕事を繋げるコンセプトがあります。
会議室が作られるのもそういった理由からでしょう。まだ工事中ですが、この会議室は別料金になっており、普通に考えてお金出してまでここで会議する必要があるのかと思ってしまいます。
成功するのか気になる所です。
SAUNAS退館 帰路につく
リストバンドをかざし清算します。特に何も買わなかったので0円です。QRコードが排出されるので、退館ゲートにかざして通過。その際リストバンドはゲート左横の透明な箱に返却します。
というわけで、2日間かけて全てのサウナ室を制覇しました。サ室やベンチでメモを取っていた不信人物は私です。ちなみに一泊しての2日間なのですが、その一泊はニューウイングです。
まさに『サウナマミレ』の2日間で、おまけにグレーでドクロの1回も洗ってない自慢のサウナハットを無くしましたが(伏線回収)、充実したサウナライフでした。
それではいよいよ採点です。(その前にちょっとサ飯)
サ飯(サウナ飯)は『中華ソバ櫻坂のつけソバ』で決まり
2日目は昼にサウナスへ行ったのですが、サウナスからわずか30秒もしない場所に雰囲気のあるラーメン屋を発見しました。
提灯に『つけそば』と書いてあるし、つけ麺は昔から好きでよく食べるので迷わずつけ麺を選択。サウナで塩分を持ってかれヘトヘトだったので、本能で特製つけソバ大盛を奮発。
にぼしが効いてて濃厚。刻んだチャーシューがゴロゴロ沈んだ贅沢なつけ汁。特製にしたのでさらにチャーシューもいっぱい。
お腹いっぱいになりすぎて大盛や特製にする必要なかったぐらいです。かなりレベルの高いつけ麵でオススメ!
店名 | 中華ソバ 櫻坂 |
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | 東京都渋谷区桜丘町17-10 吉野ビル 1F |
アクセス | JR各線『渋谷駅』西口から徒歩4分 渋谷SAUNASから徒歩30秒 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 日曜日 |
渋谷SAUNAS(サウナス) 採点評価(まとめ)
サウナ・水風呂・外気浴 | 7.5 |
雰囲気・居心地 | 5 |
コスパ | 3 |
総合評価(満足度) | 6 |
合計 | 21.5/40 |
- 良かった点
-
- 一度に全ては無理だが豊富な趣向をこらしたサウナが味わえる
- 全てのサウナがロウリュ仕様
- 関東最深160cm水風呂がある
- ととのいスペースがたくさんある
- 有名アウフギーサーのアウフグースが受けられる
- タオルと一緒にサウナマットがついてくる
- 気になった点・注意事項
-
- 定員の少ないサ室は待ちが発生する
- もっと温度の高いサ室があっても良かった
- 普通のととのいイスが少ない
- ケロサウナの踏み台がかなり不安定
- 深さ160cmある水風呂はLÄMPIのみ
- サウナ室の名前が小さくて読みずらい
- 階段などコンクリが匂った
- 一般的なトゥーリサウナぐらいは12分時計があってもよかった
- 良かった点
-
- スタイリッシュで洗練された外観と内装
- 外気浴ゾーンのビジュアルが素晴らしくミストもあり癒される
- 客層はサウナー10割、騒がしい人などはいなかった
- 気になった点・注意事項
-
- 予約制だが平日でもそれなりに混んでいる
- ロッカーが小さい
- 2Fはとくに窮屈な印象
- 時計は脱衣所にしかないので時間が把握しづらい
- 時間を気にしてくつろげない
- 2階と3階を繋ぐ階段のコンクリなどが匂った
- 1つぐらいはお風呂がほしい
- サウナ室に貼ってある名前が小さくて読みずらい
- 公式サイトの館内マップの見方が意味不明
- 良かった点
-
- 今の期間だけだが本格的なアウフグースが無料
- フリー延長があるのがせめてもの救い
- 気になった点・注意事項
-
- 2時間でこの値段は高すぎる(せめて3時間)
2時間は食事等も含まれるので、サウナと食事でほぼ延長料金とられる- レストランメニューも高い
- 基本の値段が高いのだからアウフグース・ウィスキングはいつでも無料でもいい
やはりコスパが足を引っ張っています。自分のホーム『ハレニワの湯』なんて朝から晩まで居れて漫画もコーヒーもワーキングスペースも無料、食事も1食無料付きで1.980円ですからね。朝風呂なんて4時間居れて500円。
渋谷で土地も高い、客層も違うとは言え、流石に無理がある値段設定だと思いました。
サ室の種類も多くて時間かかりがち、10分サ室の前で待ったりしたらあっという間に2時間すぎます。くつろぎに来てるのにくつろげません。
サウナのクオリティーは高いと思うのでもったいないですね。(欲を言えば高温のサウナも欲しいけど)
フリー延長があり、長く居てもずっと料金が加算されていくわけではないので、最初から長時間居るつもりの人はくつろげると思います。
まだまだできたばかりで模索中だと思うので、サービス向上に期待です。
渋谷SAUNAS(サウナス) 基本情報
施設名 | 渋谷SAUNAS |
施設タイプ | スーパー銭湯(サウナ・スパ施設) |
住所 | 東京都 渋谷区 桜丘町18-9 |
アクセス | JR山手線『渋谷駅』西口より徒歩5分(JR各線・東急東横線・田園都市線・東京メトロ各線・京王井の頭線) |
駐車場 | なし |
TEL | 記載なし |
定休日 | 不定休(イベント等による休業日があり) |
営業時間 | 【平日】8:00~23:00 【土日祝】8:00~23:00 |
利用料金 | 【入場料(平日2時間)】2,800円(3,080円 税込) 【入場料(土日祝と特定日2時間)】3,500円(3,850円 税込) 【延長1時間】800円(880円 税込) 【延長2時間】1,600円(1,760円 税込) 【延長3時間】2,200円(2,420円 税込) 【フリー延長】2,800円(3,080円 税込) 【その他料金(要確認)】アウフグース/ウィスキング/会議室 |
HP | 渋谷SAUNAS 公式サイト |
SNS | 渋谷SAUNAS 公式ツイッター/渋谷SAUNAS 公式インスタグラム |
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